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うみねこのなく頃にを推理してみる

以前『うみねこのなく頃に』のファーストインプレッションとしての
感想を書いたので、今回は僕の推理をまとめておこうと思います。

以下前回以上のネタバレを含むので、ひぐらしも含めて
ネタバレは見たくない人は見ないほうがよいです。
プレイしていることを前提で書くので、登場人物の解説とかはしません。

# ちなみに長いです。

少し余白を開けておきます。











で、推理。

※意外に検索から来る人もいるので少し追記・修正しています。
 推理自体の骨子は変更していません。

魔女がいるかいないかという観点なら、今回の事件は魔女がいなくても
人間のできる範囲で実行することができると思っているため、
普通のミステリだったらという前提で推理をしようと思います。

最初にトリックについて言及すると、何せ状況をあえて省いてるのか
描写が下手糞なのかわかりませんが、手がかりが少なすぎなため
まともに正解を出すことが非常に難しくなっています。

なので、細々としたトリックは後付けでかまわないし、
ここを推理してもあまり意味はないかなと思っています。

今回の話についての推理すべき点は、犯人が最初の18人の中にいるのか、
外部からの人間、つまり19人目がいるのかということになります。

これは嘉音以降の事件があの場にいた人間以外の人間がいないと無理だからです。

フリーに動ける人間を考えるとき、19人目もしくはそれ以上の人間が
いるのであれば、今回の謎はあっという間に終わってしまいます。
それはつまらないのであえて19人目は否定します。

# まあ、ぶっちゃけた話をすると実際の解答編では19人目が
# さらっと出てきそうな気はしていますけど……。

で、18人なのであれば入れ替わりを作るという手段があります。
例えば最初に殺害された死体をそのまま金蔵役として焼却炉に入れる。
そうすれば金蔵は死んだことになりつつ自由に動けるようになります。
また、その逆も然りで最初の6人に金蔵を含めてもよいです。

ここで結論を先に言っておきます。
これは複数犯による事件で、金蔵と使用人による犯行、黒幕は源次。
ただし黒幕の別の可能性としては熊沢もアリ。

おそらくルールがあり、何かが起きた場合は必ずそれが魔女の仕業と
なるように見立てを行うという暗黙の了承があったのでしょう。
そして予定は無く、そのとき出来る人間が出来る範囲で見立てを
行わないければならないということになっていたのだと思います。

実際に動いたのは源次と嘉音、紗音については後述、郷田は蔵臼側なので除外、
熊沢は作中の台詞の通り知ってはいるが「物陰から見守ること」しかしない。

これを踏まえた上で今回の話の流れを追ってみることにします。

絵羽夫妻の戻りを見届けた源次は屋敷に残った対象が6人であることを知る。
このときの予定は蔵臼・夏妃・留弗夫・霧江・楼座・郷田。

薬により殺害しようとお茶を用意するがそこに郷田が来る。
自分の仕事を邪魔されたのを怒るが、そこでまず郷田を殺害。
そして食堂で毒もしくは睡眠薬を使い、残りを殺害。

ここで蔵臼・留弗夫・霧江・楼座・郷田を殺害した時点で夏妃が
いないことを知り、殺害しようと部屋に向かう。

が、子供たちと遊んでいると思っていたはずの紗音に見られてしまい
人数を合わせるためにここで殺害してしまう。

仲間であったはずの紗音だが、ここで夏妃を殺して紗音を残すと
次の日に矛盾や違和感を残すし、紗音ではごまかしきれないと判断したため。

この後、全員を倉庫に運ぶが――このときに嘉音も手伝った可能性も
あるけれど――おそらくは源次一人でやったのではないかと。
(仮に嘉音が噛んでいたとしても、この時点では嘉音は手伝うものの
紗音が殺されたことは知らない)

ここをもう少し考察するのであれば、紗音は自ら夏妃の代わりに
生贄となることを望み、最後死ぬ前に指輪をはめた可能性もありそうです。
だから深夜にかかわらず紗音の指に譲治の指輪があったのでしょう。

この場合、手伝ったのは嘉音でなく紗音で、紗音が殺された現場は
館ではなく倉庫だったのではないかと考えられます。

そして金蔵に報告し、魔女の仕業というリアリティを出すために
源次以外の人物、夏妃に金蔵の確認だけさせ、金蔵は打ち合わせ通りに
部屋から隠し通路または扉を使って身を隠す。
(源次は「無い」と言ってましたがブラフ。そして金蔵が生きていることは
使用人の中でも源次しか知らない)

事件発覚後に部屋を訪ねても忽然と姿を消すという演出を行う。
また、皆を倉庫に集中させている間に金蔵は次の準備をする。

絵羽夫妻、これは金蔵による殺害。
消えたはずの父が部屋をノックしてきたら絵羽は必ず開ける。
そしてその瞬間射出機のようなもので杭を打ち込み殺害。
シャワールームにいた秀吉もそのまま殺害。

ドアチェーンはあらかじめ外からかけられるよう長めにするという
細工を施してあったため問題なく施錠することが可能。

時間が足りず食事の時間になってしまったため、隣の部屋に隠れて待つ。
そこに源次と嘉音が来て報告に行っている間に型紙を使って魔法陣をドアに。

ドア下の封筒はそれ自体に意味があり、中の二人は殺害済みを表す
源次へのメッセージだったのでしょう。

この後金蔵はボイラー室で倉庫から持ってきた、同じ6本指を遺伝している
子供の死体のうち一つ(蔵臼あたり)を自分の鍵を持たせて焼却。

嘉音がそこに駆けつけたが、寝返りを宣言したため絵羽と同じ方法で
杭を打ち込み殺害する。
(もしくは最初にかけつけた人間を殺したかっただけだったのかも)

金蔵部屋に閉じこもり、机の上に手紙を置いたのは源次。
この時点で残り必要な生け贄は3体だが、真里亞が来てしまったのは誤算。

指輪を拾い最初に手紙と傘を渡したときのようにベアトリーチェが
こんなことを言っていると幼い真里亞に言って騙す。
(真里亞にとっては源次=ベアトリーチェの使徒)

そして南條・熊沢・金蔵を殺してしまう。
金蔵の服は自分の服と着せ替えた。
(そのため倉庫と同じようにここの死体の顔は破壊されている)

後は夏妃と子供達を殺し、うみねこの餌にしておしまい。
黒幕は最後に森に消え、そして誰もいなくなった。

動機についてはこの物語自体中途半端でエピソードや設定の情報が
足りなすぎるため、推測のみになるためここでは書かないですが、
源次は結局のところ金蔵を絶望させ殺したかったのではないかと。

最初の金蔵の指輪を拾ったのは源次であり鍵。
その鍵が最初の6人を選んだ。
真里亞は単なるメッセンジャーであり、この物語のトリックスター。

とりあえずこんな推理ですが、最後は実は熊沢が……というのも
面白いかもしれないです。

以下超推理。

・殺された絵羽はプロトタイプで、実は別の絵羽シリーズが完成されていて
 そいつらが全ての殺人を行った。

・特殊部隊「海猫」の存在。そしてそれを牛耳るのは紗音。
 なぜなら本名が紗代(34であり、鷹野三四と同じ)だから。

・本当に魔女がいた。

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2007年09月03日 21:14に投稿されたエントリーのページです。

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